食物アレルギーの診断はどうやってするのですか?

食物アレルギーの診断は、実際に食品を食べたときに食物アレルギーの症状が出るかどうかが決め手となります。

食物アレルギーの疑いのある食品について血液検査などをして、IgE抗体があるかどうかを調べることもあります。それらの検査で陽性の結果が出たら、その食品を実際に病院で食べてみて食物アレルギーの症状が出るかを確認する食物経口負荷試験を行います。この食物経口負荷試験で陽性であった場合は、食物アレルギーが確定となります。

血液検査で陽性であっても必ずしも食物アレルギーであるとは限りません。血液検査で陽性になった食品を食べてもアレルギー症状が出たことが無い場合は、少なくとも完全除去としなくてもよい場合が多いので、検査をした病院の先生に「今までその食品をどのくらい食べても症状が出たことがないか」伝えてください。その情報があると、医師は次の検査が必要かどうか判断することができます。


こちらもあわせてご覧ください。
「食物アレルギー検査の正しい理解」
「血液検査のみで「食物アレルギー」と思って除去しているあなたへ」
・用語集「プリックテスト」 「食物経口負荷試験」

掲載日:2015年4月3日

回答者

大矢 幸弘医師

大矢 幸弘(おおや ゆきひろ) 医師

国立研究開発法人
国立成育医療研究センター

生体防御系内科部アレルギー科医長 医師

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